発症を予防する生活習慣を知ろう

認知症の予防を考えて

認知症予防の方法

生活習慣が発症のリスクを高める?

絶対的な予防方法はない

国民病とも言われるほど患者数の多い認知症ですが、残念ながら認知症に絶対ならない方法はありません。しかし、最近の研究により認知症になりにくい方法が少しずつ解明されています。認知症を予防するには生活習慣と脳機能を鍛えることによって発症を遅らせることができるそうです。
認知症の症状としてよくみられる「ぼけ」ですが、こちらも予防法が確立されているわけではないので個々に気をつけなければいけません。このときに参考になるのがぼけ予防協会で発表されている「ボケ予防10か条」です。バランスの取れた食事、適度な運動、規則正しい生活といったような生活に関するものから細やかな気遣い、おしゃれを忘れない、明るい気分で生活するといったような意識的なことまでを紹介しています。このことからも認知症の予防には日常生活の過ごし方が重要になってくることが分かります。

認知症になりにくい生活習慣とは?

認知症、特にアルツハイマー型認知症には生活習慣や環境が大きく関わっています。なぜならアルツハイマー型認知症の原因になるアミロイドβ蛋白は認知症を発症する25年前から溜まり出すというデータがあるからです。発症率が10%の65歳以上を例にすると、65歳の25年前、つまり40歳頃から認知症の原因が溜まり始めるということになります。しかし、言いかえると40歳から認知症を意識した生活を送ることによって認知症の発症を遅らせることができる、ということでもあります。認知症の予防のためにも早い段階から生活習慣を見直していきましょう。
生活習慣には大きく分けて食生活、運動習慣、日常生活の三点があります。食生活では糖尿病や高血圧、コレステロールにならないよう心がけましょう。なぜなら糖尿病は4.6倍、高血圧は3.4倍も認知症の発症リスクが高くなるからです。これらの病気を防ぐためにも、甘いものや塩分の摂り過ぎを控え海藻や野菜などをバランスよく食べるようにしましょう。また、認知症の中にはアルコール性認知症というものもあるためお酒の飲みすぎにも注意しましょう。
日常生活はなるべく動くように心がけましょう。適度な運動ができれば問題はありませんが、なかなか時間が取れず運動できない人も中にはいることでしょう。運動する機会がなくても、食後すぐに横にならないことを意識するだけでもだいぶ違ってくるので積極的に動くように心がけましょう。また、睡眠も認知症に関係があると言われているため、睡眠不足にならないよう早く寝る習慣をつけるといいでしょう。認知機能の低下を防ぐために本を読んだりどこかに出かけたりすることは有効な方法です。特に対人関係は大きな影響を与えるので、億劫がらず人との付き合いの場を設けるようにしましょう。

認知症の予防を考えませんか?認知症は国民病とも言われるほど、今の日本にとって深刻な問題です。しかし正しい知識と介護技術を身につけることによって進行を遅らせることができるだけでなく、日々の介護を楽にすることもできます。
※当ウェブサイトに関するご質問はこちらからお寄せください。